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昨今流行しているmen’sヘアファッションは、日本だけでなく世界中で刈上げstyleが主流となり“色気”“清潔感”“御洒落感”に加え“男らしさ”という印象を与えるヘアファッションが戻りつつある。

古今東西、男性の整髪・調髪は理容。女性は美容。というカテゴリ―で区分され定着していた。

 

しかし、時代の変化に伴いお洒落な男性は美容室を利用するようになり、機能性やコスパ・気軽さを求める男性は床屋を利用するという風潮が主流となっていった。理容は”堅くダサい”という印象が先行して、いつしか理容業界は美容バブルの陰になりを潜め、成り手が激減した。その結果として、men’sヘアファッションの礎といっても過言ではない“刈上げ技術”の継承もままならないのが現状だ。

 

しかしかつて、理容とは男性の社交場であり、街の情報屋であり、粋なオトコの集い場としての役を担っていた時代があった。現代でも少なからずその役を続けている旧態依然としたサロンも存続しており、ハイエンドな運営をしている事実もある。

 

そして何より、流行りの髪型を店主にオーダーし、最先端のヘアファッションを楽しみ、弟子は師匠の基で技を磨くという徒弟関係で技術を継承する事ができていた業界であった。

 

美容室でも男性客がファッショナブルになり多様な髪型に対応できる時代となり、理容業とは違う形、技術で発展してきた。

 

当然ながら美容師の中には、刈上げを突き詰めて、研鑽を重ね”艶”のある刈上げを魅せる美容師もいる事も事実である。

 

そういった美容師においても美容バブル後の美容業界も同様に不人気職となり成り手が激減している。

このままでは、日本の理容技術、

美容技術の継承は先細りとなり途絶えてしまう。

 

この惨状を改善するには、以下のような信念と概念が必須と考える。

 

本来、技術職であり“人に変化を与える”技をもつヘアドレッサーは“尊い仕事”である。

 

今一度、理容と美容の垣根を意識せずにどの年代層でも支持されるmen’sを対象とした理容と美容のクロスオーバーヘアファッションの促進と理容師と美容師の魅力最大化を発信し、理容師と美容師の価値が高い事を認識させ、粋なmen’sヘアファッションを再燃させる事が目的である。

                                                                 

   

                                     FADE BATTLE 運営事務局 一同 

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